シェイクスピア

William Shakespeare （１５６４－１６１６ひとごろしいろいろ）
西暦	年齢	作　　　　　　　　　　品	略　　　　　歴
1564	0		４月２３日誕生　Stratford-on-avon
1565	1
1566	2
1567	3
1568	4		父ジョン町長に選出される
1569	5
1570	6
1571	7
1572	8
1573	9
1574	10
1575	11
1576	12
1577	13		家運衰退
1578	14
1579	15
1580	16
1581	17
1582	18		Ann Hathaway（８歳上ハサウエ）と結婚
1583	19		「女王劇団」結成、長女誕生
1584	20		長女スザンヌ誕生
1585	21		双子（男女）誕生
1586	22
1587	23		ロンドンに移る
1588	24
1589	25
1590	26	「ヘンリー六世・Ⅱ・Ⅲ」
1591	27	>
1592	28	「リチャード三世」「間違い喜劇」
1593	29	「タイタス・アンドロニカス」
1594	30	「じゃじゃ馬ならし」「ベローナの二紳士」「恋の骨折り損」
1594	30	「じゃじゃ馬ならし」「ベローナの二紳士」「恋の骨折り損」
1595	31	「ロメオとジュリエット」「リチャード二世」「真夏の夜の夢」
1596	32	「ジョン王」「ベニスの商人」
1597	33	「ヘンリー四世」「ウインザーの陽気な女房たち」	故郷に屋敷購入
1598	34	「恋の骨折り損」「から騒ぎ」「ヘンリー五世」
1599	35	「ジュリアス・シーザー」「お気に召すまま」
1600	36	「十二夜」
1601	37	「ハムレット」「リチャード二世」「トロイラスとクレシダ」
1602	38	「終わりよければすべてよし」
1603	39
1604	40	「オセロ」「尺には尺を」
1605	41	「リア王」
1606	42	「マクベス」
1607	43	「アントニーとクレオパトラ」「アセンズのタイモン」
1608	44	「コリオレナス」「ペリクリース」
1609	45	「シムベリン」	故郷に隠退
1610	46	「冬の物語」
1611	47	「テンペスト」
1612	48
1613	49	「ヘンリー八世」
1614	50
1615	51
1616	52		４月２３日死去

主な作品
ハムレット		デンマーク王の死後、弟が王位を継ぎ、亡き王の妃を妻とする。王子ハムレットは、母の再婚に胸を病めるが、亡き王の幽霊が現れ、弟に毒殺されたことを告げる。王子はその事実を確認し、復讐を遂げるべく狂気を装い機会をうかがう。しかし冥想家的性格のためなかなか決断がつかず、かえって宰相ポローニアスを誤って殺してしまう。その娘であり、王子の恋人でもあるオフィーリアは狂死してしまう。王は試合にことかりてポローニアスの息子レアテイーズにハムレットを殺させようとするが、逆に王とレアチーズは王子の剣にに倒れ、妃も毒酒を飲んで死んでしまう。王子自身もレアチーズの毒刃に倒れる。






マクベス		スコットランド王ダンカンの武将マクベスとバンクオーは、荒野で３人の魔女に出会い、「マクベスは王に、バンクオーは子孫が王になる」と言うお告げを受ける。ひそかに野心を持っていたマクベスは、妻にそそのかされて、王を自分の城に迎えて殺害し、さらに王位を安泰なものにしようとバンクオーやファイフの領主マグダフの妻子もろとも殺害する。しかし彼はバンクオーの亡霊に悩まされ、妻は良心の呵責に耐えかねて自害する。そこへダンカンの遺子マルカムの群がバーナムの森に小枝をかざして攻め寄せる。マクベスは母の腹を割いて生まれたマクダフの手により死に、予言どおりになる。





オセロ		ベニスの将軍、剛勇の誉れ高いムーア人オセロは、元老院の娘デズデモナを妻とするが、ハネムーンの夢を結ぶ間もなくともどもキプロス島へ出陣する。キャシオが副官に任ぜられたことに不満を持つ旗手イアゴーは、オセロにデズデモナとキャシオの仲を疑わせることにより、キャシオを落とし入れるとともにオセロに対しても恨みをはらそうとする。初めは取り合わなかったオセロも、イアゴーの巧みな弁舌に迷わされて、次第にその術中にはまり、嫉妬のあまりついに最愛の妻を絞め殺してしまう。おりしもイアゴーの謀略は暴露されるが、時遅くオセロは絶望と後悔にさいなまれ自らの命も断つ。






リア王		老齢のリア王は、ゴネリル、リーガン、コーデリアの３人の娘に国を分け与えるにあたって、姉娘たちの巧みな言葉に迷わされ、素直な末娘コーデリアを疎んじる。しかし姉達は領地をもらうや否や、たちまち強欲冷淡な本性を現し、父を追い出し、リア王は怒りと悲しみに狂い嵐の中荒野をさまよう。フランス王に嫁いだコーデリアは父の悲境を知り、夫とともに軍を率いて来援するが、戦いに敗れ捕らわれ絞殺される。リア王も悲嘆のあまり狂死する。





ロミオとジュリエット		ベローナのモンタギュー家とキャピュレット家は互いに反目しているが、前者の青年ロミオは後者の１４歳の娘ジュリエットに恋をする。二人は修道士ロレンスの計らいで密かに結婚するが、一族郎党の喧嘩がもとでロミオは市を追放され、ジュリエットは領主の縁者パリスと結婚することになる。再びロレンスの計らいでジュリエットは麻酔薬を飲んで死を装い、覚めてからロミオとともに逃げる手はずであったが、ロミオは彼女が死んだと思い自らも毒をあおぐ。一瞬後に目が覚めたジュリエットも悲嘆のあまり自殺する。
ロミオとジュリエット




ベニスの商人		ベニスの商人アントニオは、友人パッサリオがポーシャ姫に求婚しに出かける費用をユダヤ人シャイロックから借りてやる。パッサリオの求婚は成功するが、アントニオは持ち船が難破し借金が払えない。契約により自分の肉１ポンドをシャイロックに切り取られる羽目になるが、弁護士に変装したポーシャが法廷に現れて、シャイロックの野望は挫かれる。




真夏の夜の夢		結婚の問題を抱えた男女４人が入り込んだ森の中では、妖精の王と女王が夫婦喧嘩の真っ最中。妖精パックが惚れ薬を誤用したため、妖精、人間が入り乱れて大混乱に陥る。しかし、妖精王が別の薬で事態を収拾し、晴れて結ばれた恋人達の結婚式が執り行われる。





シャイクスピアの言葉
生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。（ハムレット）
弱き者、汝の名は女なり。（ハムレット）
ブルータス、お前もか（ジュリアス・シーザー）
輝くもの、すべて金とは限らず。（ベニスの商人）
悪事を行う手段が目に入ると、人間は悪事をしたがるものだ。（ジョン王）
悲しみの大きいほどに大きな人間になりたいものだ。（リチャード二世）
世界は一つの舞台。男も女も全て役者にすぎない。（お気に召すまま）
女は皮を被っていて心はむごい虎同然。女はやさしく穏やかで愛情深く素直なもの。（ヘンリー６世）
男心と秋の空。（空騒ぎ）
恋は盲目で、恋する人は自分がしている愚かな行いに気がつかない。（ベニスの商人）
服装というものは、とかく、着る人の人柄を表すものだ。（ハムレット）
どんなに才能に恵まれた者でも、その才能を人に示さない限り、力ある者と称することは出来ない。（トロイラスとクレシタ゛）
青春は喜びに満ち、老齢は苦労に満ちている。青春は夏の朝の如し、老齢は冬の天気のようだ。（悲しき巡礼者）
この世に不変なものはない。（ハムレット）
年をとるのは知恵がついてからじゃないといけないんだよ。（リア王）
どうせ年をとるなら陽気な笑いでこの顔に皺をつけたい。（ベニスの商人）
楽しんでやらなきゃ何も身につきません。（じゃじゃ馬ならし）
逆境が人に与える教訓ほどうるわしいものはない。（お気に召すまま）
幸せなことに、まだ学んで学べないほど年をとっていない。（ベニスの商人）
金は借りてもいいが、貸してはいかん。（ハムレット）
「これがどん底だ。」と言える内は、どん底でない。（リア王）

更新日 08/12/1